訪問看護サービス

訪問看護

強み

緩和ケア認定看護師が行なう
在宅での「緩和ケア」

2008年から人口減少社会に突入。2030年には人口の約3割が高齢者になるといわれています。訪問看護が地域包括ケアシステムには絶対不可欠です。「病院か。在宅か」ではなく、利用者さんが住まいを中心に必要な医療とケアを受けられることで、「時々入院、ほぼ在宅」を目指しませんか。

国の施策で進められている在宅医療の推進、在院日数の適正化と多様な居住の場での在宅看取りの推進。これにより当ステーションは、全年齢を対象とした訪問看護、在宅移行支援、看取りを含む緩和ケアに重きを置いた訪問看護を行ないます。

 

利用者さんとそのご家族の
気持ちの揺れに寄り添う
「オーダーメイドのケア」

利用者さんの疾患や治療、生活のスタイルや価値観、家族背景、住まいの環境、人生の物語は人それぞれ。丁寧に利用者さんの人生をたどりその人生を支えるケア、利用者さんらしさを尊重したケア、利用者さんのQOL(生活の質・生命の質)の視点から病状と希望に合ったケア、利用者さんとそのご家族が心地よく喜びにつながるケアを一緒に考えます。

 

当ステーションは、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)を含む厚生労働省が定める「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」に準じて、利用者さんとそのご家族の意思決定支援を行なっていきます。

訪問看護の定義
(日本看護協会訪問看護検討委員会 1990年)

対象者が在宅で主体性をもって健康の自己管理と必要な資源を自ら活用し、生活の質を高めることができるようになることを目指し、訪問看護従事者は、健康を阻害する因子を日常生活の中から見出し、健康の保持、増進、回復を図り、あるいは疾病や障害による影響を最小限にとどめる。また、安らかな終末を過ごすことができるように支援する。そのために、具体的な看護を提供し健康や療養生活の相談にも応じ、必要な資源の導入・調整を図る。

 

訪問内容

 

柔道整復師が准看護師として
在宅で行なうケア

訪問看護では、病状管理だけでなく、リハビリ・機能訓練・疼痛管理などのサポートが求められます。柔道整復師の知識を活かし、利用者さんの生活の質(QOL)向上に貢献できます。

リハビリ・機能訓練ができる

柔道整復師の知識を活かし、日常のケアに機能訓練を取り入れることが可能です。
✿ 関節可動域訓練(ROM訓練)
✿ 筋力トレーニング・ストレッチ
✿ 歩行・バランス訓練
✿ 疼痛管理のためのアプローチ(軽いマッサージ・物理療法のアドバイス)
💡 訪問看護ではリハビリ職が関わることもありますが、看護師が機能訓練を行なうケースも多いため、柔道整復師のスキルが強みになります。

転倒予防・生活指導ができる

高齢者にとって転倒は大きなリスクです。柔道整復師の視点から、以下のようなサポートが可能です。
✿ 自宅環境の整備(段差の確認、手すりの設置提案)
✿ 正しい歩行・移動の指導(杖・歩行器の使い方)
✿ 負担の少ない動作指導(ベッドからの起き上がり方や立ち上がり方)
💡 転倒による打撲・捻挫の判断やケアも適切に対応できます。

在宅での疼痛管理に強い

慢性的な関節痛・神経痛などの疼痛管理も重要な役割です。
✿ 温罨法・冷罨法の活用(ホットパック・アイシングの適切な使用)
✿ ストレッチや軽いマッサージの指導
✿ 姿勢・動作の調整で痛みを軽減するアドバイス
💡 痛みのメカニズムを理解したケアにより、利用者さんのQOL(生活の質)やADL(日常生活動作)向上に貢献できます。

 

緩和ケアの定義
(日本緩和医療学会 2014年)

重い病を抱える患者やその家族一人一人の身体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケア

  • ※家族とは、血縁や戸籍に関係なく、患者が大切と感じているすべての存在
  • ※様々なつらさとは、身体的・精神的・社会的・スピリチュアルの全人的な問題
  • ※豊かな人生とは、QOL(生活の質・生命の質)の維持や向上

「死ぬためのケアではなく、
生ききることを支えるケア」
が緩和ケアです。